製品名
(一般名)
製品写真 主な作用 主な副作用 使い方と注意
パルミコート
(ブデソニド)
気管支喘息の気道の過敏反応と、炎症を抑えることによって、気管支喘息の状態をおちつける作用があります。したがって気管支喘息の状態がおちついているときに、毎日規則正しく継続して使うものです。通常1〜2週間以上で効果が現れます。 決められた用量をきちんと守っていれば、ステロイドの全身性の副作用はほとんど起こりません。吸入の継続を突然中止すると、喘息の急激な悪化を起こすことがあるので、減量には症状をみながらゆっくりとする必要があります。 吸入薬は1日2回吸入を基本とし、症状にあわせて増減しますので、医師の指示を守ってください。喘息発作を速やかに取り去る効果はありませんので、そのときには気管支拡張薬などが必要です。また、吸入後は必ずうがいを行ってください。
フルタイド
(プロピオン酸フルチカゾン)
ディスカス
エアー

キュバール
(プロピオン酸ベクロメタゾン)
ステロイド吸入薬     β2刺激薬     抗コリン薬 
ステロイド吸入薬
製品名
(一般名)
製品写真 主な作用 主な副作用 使い方と注意
長時間作用気管支拡張薬(コントローラー):定期的(予防的)に使用する吸入薬です
セレベント
(キシナホ酸サルメテロール)
本剤は気道閉塞を有する疾患(気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患)における諸症状をコントロールするための、長時間作動型気管支拡張剤です。1日2回の吸入により優れた気管支拡張作用を発揮します。 動悸、振戦(手の振るえ)、口腔咽頭の刺激症状が見られることがあります。 1日2回の使用を必ず守ってください。過度に使いすぎると左記の副作用が出現しやすくなります。本剤はあくまで予防的なお薬です。発作時の対応は医師の指示に従ってください。
短時間作用気管支拡張薬(リリーバー):発作時にのみ使用する吸入薬です
メプチンエアー
(塩酸プロカテロール)

気管支拡張作用により、気管支喘息に伴う症状を緩和します。 使用量が増えると心臓への負担が増え、動悸、手の振るえ、めまい、吐き気が生じることがあります。過度の使用により不整脈、心停止などの重篤な副作用が見られる場合があります。 吸入は1回2吸入で、1日3〜4回の使用にとどめ、発作が落ち着かない場合は速やかに病院を受診してください。
サルタノール
(硫酸サルブタモール)
β2刺激薬(交感神経刺激薬)
製品名
(一般名)
製品写真 主な作用 主な副作用 使い方と注意
テルシガン
(臭化オキシトロピウム)
副交感神経作用を抑えることによって、気管支喘息や肺気腫における気管の収縮を緩和し、呼吸を楽にします。 大量に用いると、緑内障や前立腺肥大症の症状を悪化させることがあります。またときに、吐き気、頭痛、腹痛、便秘、倦怠感などもあります。 エアゾールで1回1〜2吸入で1日3回吸入します。
フルブロン
(臭化フルトロピウム)
抗コリン薬
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